HIV(エイズ)の症状

【症状】
 
HIVの初感染症状は感染してから1〜4週後位で、発熱、リン パ節腫脹、咽頭炎症状、倦怠感、発疹、筋肉痛、関節痛、下痢、頭痛などがみられます。ちょうど風邪症状に似ています。このためHIV感染のリスクを意識し ていなければ普通の”感冒”として見逃され症状も自然に軽快してしまいます。この初発症状は全員にでるわけではありません。
 その後の慢性感染期では初期のうちは免疫状態も保たれ何の自覚症状もありません。この時の免疫状態(HIVの進行状態)の指標がCD4陽性リンパ球数です。CD4陽性リンパ球が少なくなってくると日和見感染を併発する状態(AIDS発症)になります。
 多くの人は生命を脅かすような事態になって初めて自分がHIV感染者である事実を知ります。

 

献血ではHIV抗体検査の結果は献血者には通達されません。

HIVが心配な人が診断を受けようと献血に訪れ輸血によるHIV感染の危険が高まってしまうからです。

                            「もしかして?」と思った時の検査キット >>